恵まれた日本での環境

今、私は日本に住んでいてあまりにも恵まれ過ぎていると感じます。
しかし少し外に目を向けるとアジアでは足を切断した人は義足を購入できず施設にこもって生活をしている姿に胸が痛みました。
タイのバンコクでは雨季と乾季の2つの季節があり、雨季の時期には町中が洪水になります。そのためか歩道に高低差があり車椅子の人は街中を1人では動くことができない。
電車の駅にもエレベーターが付いてる駅は少なく経済的成長をしている国でも福祉の面では進んでいないのが現状です。

私は義足ユーザーとして安価な義足の普及を促し、義足アスリートとして誰もが走れる社会づくりをアジア圏で行いたい。
そしてまだ見ぬアジアに眠っているライバル達を発掘したい。

子供達にはダイバーシティなマインドを

街中を半袖半ズボンで歩いていると子供達が私に指をさしながら「あの人、手と足が無い」と親御さんに言っている姿をよく目の当たりにする。
私はそれが良いと感じてます。
海外でも同じように街中を半袖半ズボンで歩いていても目があった人達はウィンクをしてくれたりグッとポーズを送ってくれる。

しかし日本では親御さんが見てはいけないとシャットダウンしてしまう。

私はRun For The Future(陸上クラブチーム)、講演会を通じて子供達に例え手や足に障害があっても速く走れたり、何でもできるという事実を証明したい。

そして子供達にはダイバーシティなマインドを私を通じて学んでもらえると幸いです。

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